colors in france

国際結婚をしてパリに住む筆者が、フランスの美味しい家庭料理レシピ、おすすめのスポット、アイテム等をご紹介。
生の声でフランス文化を発信していきます。

2014年12月

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photo by Graham


こんにちは!ちゃんこです。

ワインを選ぶのって、ワインに詳しくない人にとっては結構難しいものですよね。

私も、
「分厚い本を買って勉強でもしない限りわからないんだろうな」
「手頃な価格のワインなんて、どれもイマイチなワインなんだろうな」
と思い込んでいたのですが、
フランス人の夫のワイン選びに付き合っているうちに、案外そうでもないと思うようになりました。

少しポイントを押さえれば、初心者でもそれなりに美味しいワインを選ぶことができます。

“それなりに”というのは、ワインはやはり奥が深くてこだわりたければどこまでもこだわれるからです。

やっぱり、色々な知識や経験があればこそ、ワインにうるさい人にも美味しいと言われるようなワインが選べるのだろうとは思うのですが、ただ、日常的に楽しむのに、そんなグルメをうならせるワインである必要はありませんよね。

それに、そういう知識や経験は、今日や明日身に付くものではないですし、投資も必要になります。

フランス人のワインの飲み方を見ていると、ワインというのは彼らにとって身近なものなんだなと思います。なんといってもスペイン、イタリアと並ぶヨーロッパのワイン大国ですからね!

皆、毎日の食卓やホームパーティーで手頃なワインを気楽に楽しんでいます。

ちゃんこは、“食”というのは楽しさが大切だと思っているのですが、
最近、こういう気軽な楽しみとしてのワインが大好きになってしまいました。
飲みすぎ注意です。

さてそんなわけで、

前置きが長くなりましたが、今回は、「安くて美味しいデイリーワインの簡単な選び方」をご紹介したいと思います。
なお、フランスワインについてです。


POINT1. ラベルに 「Appellation ー地域名ー Contrôlée」と記載がある。


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上の画像でいうと赤文字の部分です。

これは何かというと、AOCと言って、フランスの各地域で定められた基準を満たしたワインだけがラベルに記載できる認証です。

このAOCを獲得するには、葡萄の産地はもちろんのこと、栽培方法や出来上がったワインの品質にいたるまで、さまざまな基準をクリアしなくてはいけません。

基準を満たしていないのにAOCを記載することは法律で禁止されています。

つまり、この記載があれば一定の品質が保証されているので、安心して選ぶことができるわけです。

ワインに詳しい人というのは、美味しいワインを作る地区や村をよく知っていて、そういう地域のAOCがついたワインを選んでいるのですね。

一般的に、地方<地区<村というように小さなエリアのAOC程ランクが高くなります。

我が家のデイリーワインとしては、ボルドー、ブルゴーニュ、コート・デュ・ローヌなど、地方レベルのAOCワインでも十分と思っています。

あまり詳しくなくても地方名ぐらいは簡単に覚えられますし、フランスでは4ユーロぐらいからそういうワインがあってとってもお手軽です。

最近は円安で輸入品は高いかもしれませんが、日本では、800円ぐらいからそういうワインがあったように記憶しています。

ちゃんこはコート・デュ・ローヌのワインを美味しいと思うことが多いです。
最近は、好みの地区、好みのぶどうの品種なども気になってきました。

ワインを買う場所は、普段はスーパーか、ワイン専門店のチェーン「NICOLAS」に行っています。
ワイン好きにとっては邪道かもしれませんが、我々はそんなこと気にしません。

時々ワインの展示会もあるので、行ってまとめ買いしたりもします。

もちろん、チェーンではないワイン屋さんもたくさんあります。
お店の人と馴染みになればいろいろ教えてもらえるかも。フランス人って常連さんとか馴染みの人にはすごく良くしてくれます。

POINT2. ラベルにMIS EN BOUTEILLLE AU CHATEAU/DOMAINE/PROPRIETEREと記載がある。


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ラベルに、以下のいずれかの記載があるワインは、生産者がぶどうの栽培からワインの醸造、ボトル詰めまでを一貫して行っています。
  • MIS EN BOUTEILLLE AU CHATEAU
  • MIS EN BOUTEILLLE AU DOMAINE
  • MIS EN BOUTEILLE A LA PROPRIETERE
これら以外の場合は、業者がいろいろな生産者からぶどうや出来たワインを買い取り、それらをブレンドしてワインを作り、ボトル詰めをしています。

こういう業者の中にも、美味しいワインを作っていて有名なところもあるのですが、余ったワインを買い取って混ぜて売っているだけ、という場合もあるようです。

ですから、あまり知識がない場合は、AOC表記と共に、この記述があるワインを選ぶほうが簡単ではないかなと思います。

なお、MIS EN BOUTEILLLEの後ろに、いろいろと紛らわしい書き方をしている場合があるので、ご注意ください。AU CHATEAU/AU DOMAINE/A LA PROPRIETEREのいずれかがあるものを選びます。


POINT3. 栓のカバーにRECOLTANTと記載がある。


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これは、日本で買う場合には、輸入代理店が間に入っていると思うので、あまり意味をなさないかもしれないのですが、一応、ご紹介をしておきます。

栓のカバーに、RECOLTANTと書かれているのは、生産者がダイレクトにお店にワインを売っている場合です。

つまり、そのワインが安くても、質が低いからではなく、間に業者が入っていないからですよと教えてくれているのですね。




以上、フランスの美味しいデイリーワインを選ぶ基本でした!

ワインにこだわりのあるフランス人に聞いたところ、彼にとっては10ユーロぐらい出すと、“面白いワイン”に出会えるとのこと。それ以下のワインは面白みには欠けるそうです。

確かに4ユーロぐらいのワインで面白いワインに出会ったことはないかもしれません。ですが、時々「この値段でこんなに美味しいなんてビックリ!?」というワインに出会うことはあります。そういうときは、覚えておいてリピートします。

手頃な価格帯のワインはいろいろ試すことができますよね。私も、飲み続けているうちに、だんだんワインの味がわかってきたように思います。そして、美味しいワインの選び方というのは、最終的には人それぞれ、好みの問題だそうです。

もっともっと色々なワインを試したくなる、そんな今日この頃です。



ではまた!
À bientôt !

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初めまして。
Colors in France へようこそ!

当ブログの筆者、ちゃんこです。
フランス人の夫とパリに住んでいます。

毎日の生活を楽しくするヒントを得たり、
フランス旅行のための情報を得る場所として、
このブログをお楽しみいただければ幸いです。

パリで出会った文化や、
夫の故郷である南仏コート・ダジュール、プロヴァンスの文化など、
自分が体験した魅力的なフランス文化を、
このブログを通じて日本の皆さんへ伝えていきたいと思っています。


※写真はニースのCOLLINE DU CHATEAUにある滝です。

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